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平成25年度のラグビー観戦記 [早稲田ラグビー]

早慶戦から大学2年で既に日本代表キャップ数12という
藤田選手が早稲田大学チームに参加し、なんとも華やか。
布巻選手がフランカーに転向したのがどうなのかと思っていたが
金選手と共に今までのフランカーとは一味違う突破力プラス展開力で
ボールを捌きまくってリズムを創るチームになっていた。
プロップでキャプテンの垣永選手がシザース気味に走り込んで
トライするようなシーンもある。ハーフ陣もテンポが速く
且つ自ら敵ディフェンスの穴があればすかさず突破し陣地ゲインを
怠らない。フルバックの藤田選手がモールでもラックでも
敵陣だろうが自陣だろうが積極的に接近を繰り返す。
誰がバックスだかフォワードだか判らなくなるぐらいテンポが速い。
それでも昨日の早明戦では マイボールを取り返されるターンオーヴァを
帝京戦ぐらいされてなかなか攻撃リズムという目に見えない陣地のゲインに
手こずっていた。少し気になったのは
藤田選手がタックルされても倒れず、膝立ちして起き上がるのを
審判がノットリリースザボールの反則を取るので波に乗れなかったともいえる。
ラグビーはタックルされたら地面にボールを置くというルールがあるが
それは倒れたらである。ハンドオフしてタックルしてきた選手を跳ね飛ばさない限り
タックルされただけでダウンボールしなければならないことになる。
海外ではあれをノットリリースの反則とるのかな?
グラウンドに倒れてボールを抱え込んでいるのをノットリリースザボールというのじゃないかな?
日本ラグビー協会は きちんとワールドクラスの審判員に映像記録で判定をしてもらい
もしも万一 あれはノットリリースではないとうのなら 審判団に判定基準を徹底させて戴きたい。
なぜなら 2019年にはラグビーワールドカップを日本で開催しますので
学生ラグビーの判定でもきっちり基準を合わせないとならないでしょう。
因みに 概ね欧州などでは 世界のスポーツ3大イベントは
オリンピック、サッカーワールドカップ、そしてラグビーワールドカップだそうです。
その開催国になるというので 国立競技場も建て替えることになったとも。

 私が学生時代の81年 早稲田の本城人気も相まって国立での早明戦なんざ
7万人入った異常なラグビー熱でしたが いやはや時は流れて幾久しくとなりぬ。
そして試合終了後 松任谷正隆&由美夫妻による『ノーサイド』ミニミニコンサート。
そらぁ あの曲を聴けば 私だって自分の行く来し方が胸に迫って
泣きそうになっちまう。何を犠牲にしたって・・・そらぁいろいろ・・・・。
ラグビーじゃないけど。戦い済んで日が暮れて。夜ごと日ごとのせつなさよ。
あぎとを胸にしまわずに あぎとをあげて背に一本、根性の棒を負うまでよ。

まぁ ワセダは去年までの不甲斐なさが消えて 颯爽としておりました。
出場選手全員素晴らしかった。明治の選手も流石だった。
一度ぐらいバックスに回せと思わず叫んだが
まぁ 男だもんな『前へ!』を繰り返すのが意地だ。私が学生時代だと
ワセダがメイジにあそこまで攻め込まれたら 認定トライでした。
ところが 昨日はインジャリータイムの攻防でなければ 早稲田の得点は
認定トライになっていたやもしれません。


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なんでそーなるのッ!今年の早稲田ラグビー [早稲田ラグビー]

私はラグビーの門外漢にすぎない。 だから 妄言多謝を予め前置きしたい。

昨日の早明戦は のっけから先制される。隣の席の黒羽先輩に私はこう呟く。このままずるずると大敗するかも・・・まぁできれば最後の最後に1点差で勝ったりする奇蹟が起こるといいけどね・・・・しかし結果は逆であった。最後の最後にインジャリータイムでの逆転トライ。その前の認定トライで点差を詰められたというのに自陣でのターンオーバーを活かさずに不用意に時間稼ぎをしたがゆえに 勝てた試合を敗ける。  いやその直前における明大陣内において更に加点すべきチャンスを凡ミスで喪失した後の 勝っているのに雑になる・・・ およそ早稲田ラグビーらしからぬ緻密さに欠けるプレイスタイルがどうやら今年のチームの特徴らしい。 精神面の緩みだろうか?どうも違うような気がする。 中靏か金でトライを重ねるしかないという戦法が確立されていないからだと 友人は分析していたが そうだろうと思う。勿論 あてにしていた布巻 藤田というバックスの才能溢れる選手が大けがをして 接近・展開・連続戦略を達成する戦術と戦法を明瞭にできないのは判るけれど にしても ファワードはそれほど弱くない。強いて言えば 4番近藤と7番大峰のポジションチェンジをした方がスクラムでのプロップへの負担を軽くするような気がしてならない。なぁあんて生意気なことをぬかして申し訳ないが バックスは 折角ハーフ陣が早いテンポでボールを動かしているのに 13番森田が 無駄に判断が遅い。迷うことなくセンターは突進してほしい。基本に忠実になってほしい。センターは突破し 少しでも陣地をゲインするのが役割であって もう一人スタンドオフがいるべきではないはずだ。慶應戦での先制点は基本に忠実なパスワークであっさり 敵ディフェンスラインを破壊していたのに・・・・。勿体ない話である。そして局面を悪くしたのは 後半から入ったセンター交代選手。凡ミスというより痛すぎる。タッチキックを蹴り出す為に交代したのだからもう一人のスタンドオフが又増えただけだ。つまり精神面の弱さでなく 意志統一の仕方が温いのではあるまいか? 接近・展開・連続とお題目のように試合中も呟いてみてほしい。そうすれば 勝っているインジャリータイム中にターンオーヴァしたボールは展開すべきであって 連続させねばならぬのであって どうすべきかなど直ぐに思いつくのではなかろうか いや 失念するような振る舞いには至るまい。

大学選手権でどこまで今年のチームが一つになれるかは 昨日の敗戦で窮地に追い込まれたわけだが 自棄という暴挙にだけは出てほしくない。寧ろその窮地こそが今年のチームにとって良薬になるかもしれない。 布巻選手藤田選手が出場できなくても ほんの少し改良するだけで 意志統一もできるはずだ。とにかく勿体ない敗戦だったのだから 冷静になることだ。 悔し涙を大いに流してほしい。

なぜなら 心の壁は 涙でできているからだ。心の壁を打ち崩すには泣け!

そして心の壁が崩れた隙間を見逃さず 肚を据えるだけだ。

そうすれば冷静に自分たちの能力だけでも 現状を史上最強チームに変容させるかもしれない。 

私は後半の38分まで今年のチームは 本当は強いと感じていた。

明治のセンターのトライを最後まで諦めずに両腕を抱え込んで阻止したりできるじゃないか! 勿体ない。

あの冷静でしつこい、諦めないプレイスタイルを私は信じたいし 選手諸君は信じるべきだと思う。 お楽しみは これからだ。


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栗庵というか [早稲田ラグビー]

平成23年度対抗戦・対 慶応戦
天気予報は曇りだったけど 快晴。
風も強くなく 暑くなく 寒すぎず絶好の観戦日和。
ただ 例年連れ立つ仲間の3人が勤労感謝の日にも拘らず
お仕事でいないのが 寂しい。
ということで 快勝の余韻に浸ることもそこそこに
帰宅して 書きます!

なんだ。今年のワセダは強いじゃないか!
慶応もそれほど去年より弱くなっているわけでもないのに
ダブルスコアは 清宮監督率いる時以来。
やはり 井口の怪我からの復帰がバックスのリズムを変え
やがてロック2人が見違えるような走力を攻守に発揮。
キックパスってこうやるんだよン♪というか
前半の井口選手のグラバーは絶妙でした。
あんなに綺麗にキックしたボールがワンバウンドして
ウイングの胸のあたりにパックされ
あとは一直線で いってらっしゃいラン!
井口が入ると小倉と西橋のハーフ陣がそれぞれ
安心して 自分の持ち味を発揮しはじめて
手が付けられない。
そして センターに怪物・布巻!
1年生とは思えない。体をボールに対してどう被せれば
相手のボールをターンオーヴァーできるかを
トップリーグの選手並みに知っている。
そして 敵を引きずり タックルされても
味方のフォローを待って 最も安全で効果的な繋ぎ(パス)をする。
こりゃ 凄いわ。他の選手も彼から大いに学ぶべきだろう。

このチームがより強くなるために
小倉選手はタッチキックとプレースキックの練習を。
プレースキックはウィングの原田選手が左利きらしいので
確実な距離のときの右サイドからは 小倉選手か井口選手が
原田選手に代わってプレースした方が ゲームメイクできるのでは?
次の明治戦からでも試してほしいもンだね、どーかしとつ。

小倉選手のステップワークも素晴らしい。ただ布巻選手を
どう活かすをもっと考えて戴きたいものだ。
そうすると今日以上に両ウィングとフランカーが快走するはず。

それにしても 井口選手が入るとオフェンスラインが鋭角を成す。
つまり敵が 彼に引きずられて 穴ができる。
西橋→小倉→井口→布巻の繋ぎがスムースであればあるほど
他の選手が絡み合って シャンパンラグビーをし出すようだ。

フォワードは 伊藤選手も戻り 垣永選手もそろそろ完全復帰ができそうだ。
こうなりゃ このチームに隙はない。上田選手ももうちょっと
落ち着いて本来のプレーができるようになる。
カリカリしちゃいかんよ。勿体ない。

ラインアウトは もう少し工夫がいる。芦谷選手土屋選手共に
体格にも恵まれ ジャンプ力もあるのに敵ボールを掠め取る
狡さというか空中での集中力を高めるには何が必要なんだろう?
リフティングの間合いか? 両方とも飛ぶ必要があるのか?
隙というより より強くなるための課題はそこかもしれない。

あー久しぶりにスカッとしたなー!天気もよかったし!

新嘗祭も きっと恙なく執り行われて 真に 幸い哉!


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平成23年度対抗戦 VS帝京 [早稲田ラグビー]

思いっきり 負け惜しみを書くので 不愉快な文章になることを 御断りします。妄言多謝!   

帝京がニュージーランドだかの外国からの傭兵?を揃えて 大学3連覇をするのは ほぼ確実ということになりそうだ。 トンガの大東の次はイルカ・クジラのほうがニホン人より尊敬に値するという国からの助っ人でね。 トンガ助っ人を揃えた大東は今や昔日の面影も無し。結局 3連覇できませんでした。 それを止めるのは 今回も 明治なんでありましょうか?

今年の正月、22年度大学決勝戦で1トライ差で負けた瞬間から 対 帝京には             ダイレクトフッキングを早稲田が取り戻すしかない。という意見は客席からも漏れていました。本当にそうでしたね。後半39分に敵陣5メートルラインをまたいでの帝京ペナルティでワセダは なんとスクラムを選択した。 わっかんねぇぇ・・・ スクラム回され続けてるのに?なんでモールで 立って攻撃する選択をしなかったのか? 後半39分でっせ。1トライで1点差で勝利できるチャンスを最も力負けしている戦法で勝負したんだか。

フルバックの井口選手が 負傷しているんでしょうね。推測ですが。彼がいないとバックスのテンポは全く悪い。 この試合でスタンドオフが 1年生でした。キックパスするリスクを負うなら 寧ろ     あの位置(ほぼ正面)ドロップゴールを狙った方がゲームメイクできた。成功する確率もキックパスのようなリスキーなプレイよりもね。味方にとっても キックパスは危険ですよ。ダメージの大きなタックルを受け易くなるでしょ? あのスタンドオフは ちょっとアブネぇ。自分でステップ切って 陣地をゲインしてほしいものだ。タックル受けても その方が味方への確実なパスができる。キックパスなんざ あの位置でやれるのはワールドカップクラスのチームが力の差が相当あるチームと対戦するときぐらいだ。    

まぁ 井口選手が戻れば・・・もちろん 帝京3連覇阻止は ワセダがするでしょうけれどね。

えっ? 関東学院や東海が阻止する? そうっすね。そうかもね。空中でハイパントをキャッチしている選手の足にタックルするようなチームに3連覇なんぞする資格はないんだけどね。

1秒でスクラムに入れて 1秒でスクラムから出す!西橋スクラムハーフならできそうだけどね。    この帝京戦で 一番よかったのは スクラムハーフの西橋選手だったと私は思う。スタンドオフは余計なことしかしてませんでした。 先発の両センターも ちょっとタックル甘いです。高すぎ、低すぎる。 高校ジャパンの布巻選手がいるけど 変な時間帯に出してたなぁ。先発させた方がもっと面白かっただろうに。 いや 勝ったかもしれない。 まぁ 井口選手が不在なら 彼の突破力を帝京戦で試す度胸ってのが 闘将の器っつーもんだけどね。 

ハイ とっても言いすぎました。ゴメンナサイ。因みに私は tVkのテレビ放送で観戦しました。


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平成22年度 ラグビー早明戦 感想 [早稲田ラグビー]

いやぁ~やっとスカッとしました。

前半の明治重戦車の圧倒を凌ぎきった今年のFWとBK一体となった姿は

久しぶりにハラハラドキドキしつつ 守り切った姿に 涙がでそうになる。

これで 一つになれたな と感じたのは私だけではないだろう。

いやぁ 明治さん ありがとう!明治のゴリゴリの御陰様で

今年の早稲田のフォワード陣がようやく自分たちの強さを実感できましたぜぃ♪

そして ラックサイドを電光石火で突きトライをあげたフランカー山下選手をみれば

今年はバックスのチームと言われようとも フォワードは ああでなくっちゃあね!

それであるからして バックスの華麗なオフェンスも光を増すわけだから。

慶應戦では 相手に合わせすぎて オフェンスラインの間隔を詰め過ぎて

気ばかり焦らせて せっかくのそれぞれの脚の速さ 強さを活かせなかった感があったけど

今日は 見事に基本陣形をイメージして 距離感 間隔感を持って 早稲田らしい切れ味を

完成させつつありますな。

もっと もっと このチームは強くなるはず。

井口選手の果敢なる中に切れ込んで陣地を確実にゲインするプレーと

ゴールポスト下で明治の突撃を止めた勇気と巧さにも拍手を送りたい。

勿論 出場したすべての選手の見事なプレーを挙げたいところだが 

さすがに興奮しすぎて 頭の中ごちゃごちゃで無理です。 申し訳ない。 

 そしてFWとBKの間にリズム感を取り戻したのが何より!

西橋選手の基本に忠実なプレーは 弛むことなく立派だった。

モール、ラックへの入り方 その素早さ。それを待っていました。

130キロと120キロの対面と渡り合った両プロップ(上田、垣永両選手)の強さと巧さは

大学選手権でドンドン自信をつけて成長するでしょう。

いやはや 早慶戦が勝った試合を落とした感が在ったから

どうも 今日は スカッと感が増幅されてしまいました。

とはいえ

 今日のレフリーにもイライラしました。 (ボールを持っていない明治の選手が

ボールを持っている早稲田の選手の顔面にパンチを入れたラフプレーを見落としたり・・・)

あぁぁ  このていたらくのジャッジメントじゃあ ワールドカップが日本で開催される時

日本人レフリーは 一人も笛を吹けないんじゃないかと

心に苦味を残しました。


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早慶戦・・・平成22年ラグビー対抗戦 [早稲田ラグビー]

感想を書きにくい試合でした。

主審のミスジャッジに選手諸君も相当なストレスとの戦いだったことは想像できます。

観ている我々もイライラしっぱなしだった。後味の悪い試合で

ちょっとラグビー協会には 考えてほしいですね。

とはいえ 今年の早稲田は清宮監督時代には考えられなかったような

ターンオヴァーされっぱなしでした。前監督時代からそのへんの技術が

ドンドン継承されなくなったような感がありました。

現監督、コーチ陣は 明治戦までに 面子や誇りをかなぐり捨てて

せめてターンオヴァーされない技術を 先輩諸氏はもとより清宮監督時代の

後輩にあたるOB諸氏にも補充指導を請うべきでしょう。

帝京戦ではそうでもなかったようですが 昨日の試合では為すすべ無し状態でしたね。

   井口選手の華麗なパスワークはとても魅力的ではありますが

FBはやはりもっとライン参加からさらに中央に切れ込む役割があります。

接近とは陣地のゲインであり モール、ラックになってよいから

敵陣へのゲインを1メートルでも進めることです。

そこから更に展開して陣地をゲインし続ける。しつこく接近展開を連続し 

その積み上げがトライになる。

だからこそ この早稲田の基本戦略には スピードが主体、命になります。

素早い判断 すばしっこい球出し 球回し 敏捷なステップ・・・のスピードです。

そこに個々の走力速力あたりの強さに応じて独特の勝パターン(戦術)が

否応なく成立してしまうのです。接近展開連続という戦略を達成しようとすれば

自ずと 起用選手の能力によって戦術は体現されてしまうものなのです。

戦略達成に選手を当てはめることはできますが 

戦術に選手を当てはめるのは無理がでる。

特に 今年のバックス陣は 坂井選手と村田選手の強くて速いセンターが二枚揃い

両ウィングも他校ならばセンターができるほど強い。そして滅法速い。

しかもセンスの高いスタンドオフとフルバックが前後にいるのですから

綺麗に横一列に並んでオフェンスラインを陣形しては大損です。

しかも横一列の陣形はディフエンスラインの陣形ですからね。

山中を頂点とするたとえば中濱と坂井の3角形△

村田と中靏に井口が逆3角形の頂点にいる▽。

この二重のバックスオフェンスライン陣形として持てる。贅沢な布陣なのです!

二つの三角形のズレや重なりが 敵をかく乱し 

攻めながら同時に護っているのです。

バックスのオフェンスラインが二重構造を意識して敵陣内で陣形を形成すれば

フォワードの選手は敵の対面に集中しながら走ればよい。

勿論常時 15人が臨機応変にボールに集中して反応しながら ですけどね。

陣形は一時的に崩れるのは当然ですが何度でも接近(陣地ポイントゲイン)し

敵のディフエンスラインを切り裂く 展開が 執拗に連続すればよい。

トライはその接近展開連続の積み重ねにすぎない。

この『攻めて護る』流れを作るのがゲームメイクです。

敵に思考する気力を無くさせるスピード技でございます。

さすれば もう試合の流れを掌握し 勝利は時間の問題でしかない。

ところで いくら「今年はバックスのチーム」だといえ

前半 敵陣最終ゴールラインをスクラムで跨いでいながらサイドアタックを繰り返すことなく 

バックスにボールを回すのは誤解だ!有田キャプテンよ・・・そりゃあ駄目だよ。

あそこはフォワードで決めなきゃ。あそこでフォワードが決めれば 

試合の流れは早稲田が引き寄せていました。

オフェンスのリズム、流れをゲームメイクするのはスタンドオフ山中選手の役割ですが

試合の流れそのものを如何に自軍に引き寄せるかの判断をするのは

ロデューサーという指揮官、キャプテン・有田選手のお役目です。

くれぐれもお忘れなきよう願いたい。

そして 帝京戦でも選手起用を後半変えてから トライ奪取が起きました。

成功パターンを安易に変えない。これは マーケティングの原理原則の一つです。

なぜ監督は成功パターンを変えたのか・・・。個人攻撃のような文面は避けたいので 

もう敢えて書きませんが

去年の明治戦で 早稲田は1人の小さな選手の基本に忠実なプレーに粉砕されたのです。

明治の攻撃のリズムは時を経るほどに乗り乗りになり 試合の流れを引き寄せてしまいました。

 プレースキッカーを怪我でもないのに試合中にクルクル変えるのは余り良い選択とはいえない。

しかも山中選手がタッチキックは蹴り続けるとしたなら

大切なディフエンス力にも影響が出てしまいます。

本城 清宮 今泉 速水などなど プレースキックといえば早稲田だったのが

嘘のような光景を 昨日目の当たりにして 深い深いため息をつきました。


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平成22年度・早稲田ラグビーが弱い理由を [早稲田ラグビー]

筑波戦までしか概要を知るのみだが 勝手に解析して 
あくまで法螺として以下ほざいてみる。どーせ奴らにゃ届くわけもないんだから
大いにほざくぞぉ~♪
『決して強いチームに仕上がっていないことは点差を見ても明らか。
立教や筑波が強くなっている?早稲田が明らかに弱くなっているだけじゃないのか?
これだけ駒が揃っていても…とため息が出てくる。
有田の8は適宜なのか 山下じゃないのか?
山下の8で 有田の7。
スクラムハーフ、榎本が一本目というのが解せない。
あれだけ 無用な動きや思考しかできないのが 早稲田のスクラムハーフじゃあ
日本代表のスタンドオフ・山中を活かせない。
ノックオンが敵陣で多いのはスクラムハーフの球出しがしっくりしてないから。
これは 定石というか 常識というか。
スクラムハーフ出身の監督だから軌道修正できていると思ったが 
・・・・・なんとか早めに対処しないと危ない。帝京戦には修正していないと
大学選手権は今年も年内で終結するだろう。
センターとウィングが速度と強さを持った駒が揃っているのに
ノックオンが多いのはスクラムハーフの責任だ。
スクラム モール ラックからの迅速な球出しが無いからに決まっている。
スクラムハーフは 敵にわが身を晒しながらも味方が補給しやすいパスを
崩れたスクラム、 モールラック状態から素早く球をレスキューし 
時には審判の目を欺くほどの手の早さという職人ぶりが求められる。
ロングパスをし、しかもそれが妙なカーブをするという
そんな曲芸を スクラムハーフがしてなんになる?
ノックオンを増やすだけじゃないか。目立ちたがり屋はもっとも不適切なポジションだ。
だから山中を起点としてセンターとウィングで決める攻撃パターンが確立しない。
敵が 中濱をマークしていようと中露が来ると分っていようとも
坂井かもしれない 村田かもしれない ひょっとすると井口か
こういう精神的な揺さぶりを掛けられないのは 
ハーフ陣の呼吸が揃っていないから。
山中が判断する時間を わずか0.5秒喪失させることが 如何に致命傷になるかを
もっと全選手が念頭にしておかねばならない。
 今年の早稲田らしいオフェンスのパターンを強調できないまま 
帝京戦に臨むのは なんとも不利だった。
今までのように 早慶戦までにチームのカタチを作れば
よいという状況にはない。 最強の敵は帝京だから。明治だって目覚めてきた。
有田の8もバランスが悪いような気がする。トライゲッターは7にいるべき。
そして 井口がフルバックに定着しないのは 惜しい。
山中とカンペイがスムーズに行くのは 突破力のある井口だろうし そのリズムが
バックスの速力を最大限に引き出すはずなんだが。
内ゲバしながら 4年の情念を鎮静する通過儀礼はもう終焉しなくては
早明戦すら 危ういような気がする。
対抗戦4位通過で終わらないようにしてほしいものだ。
そして 今年の早稲田は バックスのチームだと思い込むべきだ。
有田キャプテンの思い切りが試されている事態だ。
バックスを 最大限に活かす戦術をファワードと一体になって
流れを把握しておかなければならない。自軍の得点パターンをしっかり。
その一体感を形成するためには スクラムハーフの人選を間違えてはいけない。
リズムやテムポは 山中がクリエィティブしなくてはならないのだ。
井口がフルバックに定着したら 山中ももっと安心してパスワークに集中できる。
試合をクリエィティブする能力を発揮できるだろう。
有田はプロデューサーであってディレクターや指揮者であってはならない。
オフェンスメイキングは 山中の仕事だ。コンダクターは山中と決めなさい。
キャプテンは意志統一を徹底させるプロデューサーに徹するべきだ。
ディフエンスは全員に決まっている。
攻め込んで護れ!に決まっている。ザックジャパンを見りゃわかるだろう。
引いて護ってたら 試合を支配されているということでしかない。
陣形を確認する意識ができていないから 接近・展開・連続という
戦略達成のために 今年のチームらしい戦術を確立できていない。
優勝したいとか有田を男にしたいなんてのは 意志統一じゃないんだぞ!
如何に今年のチームが早稲田の戦略を達成成就するかをしっかり
意志統一しなきゃならんだろう。
山中から後ろが日本代表候補になっても
おかしくない駒が揃っているという極当たり前の客観視に立ばよいだけだ。
つまり山中を含め井口までの7人の侍が得点をするというパターンを
確立せよということだ。バックスの7人だけでやるんじゃない。
あとの8人の侍がどうすればよいかも きちんと流れをイメージしなくては!
それと 井口とロックの土屋が先発できないのは何故なんだろう。
怪我かね?まさか このごにおよんで 4年優先か?
それは もういいだろう。
そして 追記的に。
ザッケローニ監督が陣形という各自ポジショニングを徹底させるために
敢えて手を使わせてパスワーク練習していた。
攻めて護り勝つ為には 陣形の認識が必要だという事だ。
本田圭祐をはじめ 南ア大会で陣形認識での成功体験を持っている選手は
メッシへのパスコース メッシのアタックパターンを認識して
パスコースやアタックコースを各自思考して消していた。
本田圭祐がそれを一番よく体現していた。メッシマークまでこなしていた。
そして得点シーンは その本田への強いマークを念頭にしていた長谷部の
陣形認識があの冷静なアタックを生んだ。長谷部のクールさは素晴らしい!
本田にセンタリングした岡崎は そのご褒美を頂戴したのだ。
ということで 今年の早稲田ラグビーチームもタックルとキックなしで
パスワークだけの陣形認識という基礎をしっかり固めてほしいと思う。
たとえ帝京戦に間に合わなくとも! 今からでも遅くはない』 
とほざいてみただけ。
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ラグビーの愉悦~早稲田vs東芝 [早稲田ラグビー]

月謝を払ってラグビーをしている早稲田と
月給を貰ってラグビーをしている東芝。
東芝は勝って当然。負けたら『月給泥棒』だ。
東芝はそのプレッシャーでさぞかしやりづらかっただろう。
それにしても 早稲田は美しかった!
特に FWは互角だった。開始早々のドライビングモールで
押し込んでのトライは 素晴らしかった!
特に昨年の関東学院戦で ロックに大きいのを揃えられ
ラインアウトの優位を撹乱されすっかり調子を崩し
三連覇を逃した精神的外傷に囚われそうだが
権丈率いる早稲田は そんな脆弱なチームではなかった。
勝てなかったのは やはり バックスの脆さだ。
シンプルで強い線を引くことが攻撃の鉄則だ。
昨年のチームも個性の強さが悪く目立ち
今村という稀有のトライゲッターにシンプルに強い線を引くための
いくつかのパターンを用意するだけのプランが立てられなかった。
今年のチームにも 田中と中濱という速さと強さを誇れる
左右のウイングが揃ったというのに それを活かしきる
シンプルで強い線を数本プランするゲームメイクが
ハーフとスタンドオフの頭脳に明確な用意ができていなかった。
護っても、対面に対する集中というシンプルな鉄則を忘れたおかげで
あっさりとカウンターを食らった。あの独走を許した護りは
何度もビデオを観て よい薬にしてほしい。
つまり ここ数年の早稲田のバックスは 個性と能力の上で
際立った駒が揃いすぎている。御蔭で 接近・展開・連続という
戦略を達成するための戦術を 複雑で 華麗な 組み立てを用意し
幻惑させるようなパスプレイに酔ったハーフ陣と右センターが
余計なロングパスや 長くボールをキープし
できるだけ 効率よく 一回か 二回の展開→連続で
トライを奪う 欲の多い 生意気で怠惰な戦術に躍起になっている。
そのくせ プロップまでライン参加する。
大西―キモケン、宿沢の 一秒、いや零コンマ数秒でも早く
相手の防御ラインが敷かれる前に 自陣ゲインラインを前に進めるための
接近・展開・連続を達成するための球廻しを喪失している。
去年のハーフが余りに異色すぎた。余計な動きで目立ちすぎだ。
確かに稀有な個性と天性のラグビー勘は 棄てがたいものだったが
あの能力は 寧ろ フランカーか センターでこそ活かせただろうに。
ハーフは いるかいなか分からないほど すばしっこく球を
バックスラインに出せば いい。現在のカンペキなフォワード戦からなら
スピーディな球の供給は 東芝といえども防御ラインを構築する
暇を与えてもらえず 疲弊し、防御ラインにアナはもっと出来ていた。
おそらく 昨日の東芝戦のスコアは 逆の結果になっていただろう。
そして 折角 防御ラインのアナが見えているのに
妙なところでパスをしているシーンが どうにも目に付いた。
相手陣内、5mラインで センターの選手が 華麗なパスを試みてどうなる?
さらに接近戦を厭わず ラックの核になるつもりで もう一足前に出るプレイをしていたら
おそらく 相手の選手の体を利用して 手を伸ばせば相手ゴールラインを数センチ越えて
トライを奪取できていたのじゃなかろうか・・・・
見た目には 東芝がさすがに そつなく 早稲田のパスミスを引き出す
圧力の強さを見せ付けた・・・試合だったが 
寧ろ 「早稲田バックス陣の考えすぎたプレイが 仇となった」と 描写すべきだ。
防御は 考える暇がないほどに単純で強い線を引かざるを得ない。
しかるに 攻撃においても 強い線は 単純でなければ 決して強力ではない。
接近・展開・連続は バラバラに達成されるべきものではなかろう。
3つは絶えず数珠繋ぎになって連綿と続く ワンワードだ。
どうも 展開力をアップしたい と願いすぎて 伝統の早稲田ハーフ団の栄光と伝説のプレイが
引き継がれていないのが 全く残念だ。 
現在の タフでクレバーなFW8人に大西―キモケン―宿沢が築き上げ、
あの本城と堀越にまでは 受け継がれていたゲームメイクの巧みさが加われば
日本選手権でも セミプロに勝ち続ける早稲田ラグビーチームは完成するだろうと
ガハハハ 素人の おっさんは 妄想するのだよ。

しかし わたしは 運よく? 大学1年の時 大西鉄之助先生の「ラグビー社会学」を
受講しておる! 御蔭で 社会に出てからも マーケティング理論より
余程 的確な 売るための広告クリエイティブ戦略戦術を立てられておるんである!
いや ホンマに マーケティングのゼミより 大西先生のラグビー社会学のが
世の中へ出たら 実践的で 役に立つゆうんは 嘘やないでぇ~
単純で強い線を イメージできるまで考え抜いて そのイメージに近づけるまで
試行錯誤 実践練習 あるのみや。
早稲田のラグビーを観ると 頭がスッキリする。強くても弱くても
大西先生や鬼と呼ばれた木本さんや天才宿沢さんが身を持って確立された
早稲田ラグビーの戦略戦術の威風を 秩父宮で 触れることができる。
だから いつでも 出来る限り 観戦したいのである。
しかし 今年のチームは 強かった。 バックスだって護りは結構よかった。
審判が 東芝のラフプレイに甘いのには 聊か 腹が立ったけどさ。
彼らは よくキレずに 我慢して 爽やかに 一途に低いタックルを繰り返していた。
足もとに食い込むタックルてのは 怖いものですよぉ。顔面に蹴りを喰らいに
自ら行くようなものですから・・・勇気ある彼らに 心から拍手!
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