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すごい展開です~大豆田とわ子#7 [雑感]

かごめは いや 空野みじん子は 佳作だったか。
それは それで こころ温まる展開でした。
田中八朔は 一年経ってもこころに穴が開いたまま
旅に出て ポッカリとした気持ちを持て余し
小津作品のような気配で とわ子と向き合う。
娘の唱がとわ子の父、実家から高校に通い
独り暮らしになるとわ子。
そこへ持ち上がるしろくまハウジングの危機。
3番目の夫のシンシンが 法務担当弁護士として
3番目の夫としてもとわ子を支える姿もいい。

そしてオダギリジョーが 浮世離れした
数学者として登場して かごめを失ったとわ子の
こころの穴を 浮世離れした理論物理的な
時間と空間の話でとわ子の心の穴を埋める。
あぁ とわ子の新しい恋がはじまるんだなと
ええ話しやと 誰しも思わせておく。
後はネタバレだから やめておこう。
そうね 数学者って飯食うために 経済学や
経営学で その能力を活かす人多いよね。

 真夜中のメリーゴーランドが お化け屋敷に
突然突入するような ラストをお楽しみください。
 
それにしても 元夫たちは このとわ子に
出遭う事無しに生きていけたのだろうか?
パラレルワールドで其々夫だった男たちが
あるワールド(タイムライン)で元夫として
共存していただけでした。そんなラストが
待ち受けているような気がする。
オダギリジョーが 
それを導くジョーカーかもよ♪
いやはや 坂元裕二ワールドは 凄いぞ!
なんか ラグビーの接戦で自陣からとんでもない
反撃に出て 次々とタックルをかわし
倒されても直ぐにパスを繋ぎ あれよあれよと
守りから 攻めに転じ
最後はロングキックパスを蹴り込んで
こともあろうに プロップが走り込んで拾ってトライを
決めましたというシーンを観ているような
かなり ワクワクドキドキする感じ。
そういえば マキノ雅弘と山中貞雄という
日本映画の最高のストーリーテラーは
共に 京都の商業学校で
ラグビー選手だったんですよね。

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