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大豆田とわ子と3人の元夫たち第2話 [映画 ]

岡田将生さんの3番目の夫が たしかに一番謎だった。
年下の弁護士と何故離婚したのかと 思いますよね。
なるほどねぇ 弁護士になる前に 夫の方が
ある日専業主夫に耐えられなくなり 失踪した とは!
1番目の夫は 女癖が悪いのが原因なのだろうか?
2番目は浮気だけはしそうにないから ついウッカリ婚?
でも うざいからやっぱり別れた わけではあるまい。
こいつは浮気だけはしそうにないと思っていたら
案外 カメラマンはモテた。
という匂わせを今回してはいる。女優にかなり好かれている。
私のテレコム・ジャパンの先輩にウジウジさんというあだ名の
容姿的には恵まれていないけど 気の良い契約の番組ディレクターがいた。
酔うと貧乏自慢が十八番だった。そんな彼が 40歳になろうとしていた頃
海外ロケの番組で 美貌でも有名な某女性芸術家と知り合う。
ディレクターとして海外で数週間だか生活を共にした。
勿論二人っきりじゃない。スタッフも他に数人いる。
信じられないことに 彼は 数か月後に彼女と結婚してしまう。
彼の名誉のために書くが 決して うじうじと愚痴をこぼすから
ウジウジと呼ばれていたわけではない。
名字に由来するあだ名だったが ただ 確かに着たり 履いたりに拘りなく
うじうじというかヨレヨレしていた。
でも 海外ロケを任されるのだから 腕も確かだし 
営業活動もして
それなりにギャラもよくなるような出世もしていた。
努力は怠りなかったはずだ。
だが 彼の美貌の女性芸術家との結婚は 
多くの人を驚かせ 男女の区別なく
人生の意味やら 努力やら 貯金やら
節約とか 地道な努力とかに対する
道徳的な態度を一瞬なりとも放棄させたくなる出来事だった。

 いやいや ついつい 思い出してしまった。
人生が幻想でありますように! いや 幻想の力こそが 真実でありますように!

 ところで 岡田将生さんは バスタブで溺れそうになり 慌てて立ち上がり
風呂場の壁に激突していたが 余りにもリアルで 観ていて 感動するが 怖かった。
この 日本で一番ハリウッドオファーが近い俳優も 
ツヨポンと同じで
どんな役でも憑依型なりきり集中が高すぎるタイプだ。
松田龍平さんもそうなんだけど 彼の場合は脚本家が彼を想定して書く事が
多いというのを耳にしたことがある。だから 憑依型でなくとも
「あぁ こういうこと ありますよね」という感じかもしれない。
ただ松田龍平じゃなければ出来ない役がコンスタントに在るというのは
稀有な存在感と言わざるを得ない。

さぁて 坂元裕二ワールドは軽快に進む。
真夜中の豪奢なメリーゴランドに
乗り込む気分で このドラマとは付き合えると 私は思います。
視聴率よりも海外にも売れるコンテンツとして上質であることを
目指すドラマ作りが 日本にも定着しますように!


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