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徒然というより雑然なるがままに [雑感]

 ハッキリ言って『戦後レジームからの脱却』という戦略はキナ臭くて
大嫌いである。国粋主義とこの国を真に愛する事はイコールではないからだ。
とはいえ 安倍総理はこれから最長8年間、健康に注意して
兎に角 財政再建を成し遂げて頂きたい。財政再建のための経済成長であり
富の再分配を同時に行うため少子高齢化社会という人口構造に見合った
雇用創造シナリオを推し進めて頂きたいと願うばかり。
個人的に申せば 安倍総理が調子を落とすと何故だか私の調子も引き摺れらる。
  だからこそ 安倍総理には時間を割いて 
H.Gウェルズの『世界はこうなる』明徳出版をお読みなって頂きたい。
余りにご多忙だろうから(胡散臭いでしょうけど)五島勉氏の『H.Gウェルズ未来の記憶』祥伝社からこの夏のバカンスにでも目を通してほしい。
私が上記に挙げた方が 戦後レジームからの脱却よりも
priorityが高いと思われるでしょう。日本の経済成長を支えた団塊の世代という内需と雇用と税収の連動を現在の我が国の人口構造で復活させることは無理なのです。
中国を凌ぐ軍事力など持っても兵隊がいない。だのに折角の外交的搦め手である
憲法第九条を破棄したり、自衛隊だから徴兵制度への移行や軍事クーデターを
事前回避できる利口さを 明治維新の志士気取りで改悪したら先の大戦で亡くなった無辜の民の魂に顔向けできないはず。
日本は明治維新以降 西郷隆盛のお蔭でシビリアンコントロールができない体質を持ってしまった。西郷さんは偉い人だ。
  子孫に美田を遺さずといって ちゃんと弟の従道にたんまり遺させた。
賢い人だったが 大人物だったかどうかは 観方次第で変わるべき人。
厄介なのはカリスマ性が天性として備わっていたから 維新のやり直しなどという
名文句が若者を惹起してやまぬのであり、毛沢東とそっくりなのだ。

  国の長が人口構造を土台にして政策を百年先を眺望して立てられないのは     困る。8年間でやるべきことはアベノミクスでドルの代わりに 
世界金融市場に円を供給することではありますまい?無理ですよ。
円が世界基軸通貨にこの数年で成り変わるなんて!バーナンギ氏が緩和策を
引き締めにかかると 市場との対話は 日本国債の長期金利に対して
かなり困難になると数学的な仮説では出ているはず。
くれぐれも慎重に。消費税増税よりも行政改革、縦割り行政の壁をドンドン壊し
再生可能エネルギーへの転換を雇用創造機会に変容していく知恵を求めて頂きたい。
  
  注意すべきは いくらマグネシウム電池が農作物からでも原料調達できるからといってアメリカ合衆国の元煙草産業が バーターで手に入れた遺伝子組み換え種子などに手を染めさないことです。寧ろ日本は自然農法で『安全な種子であり
 再生可能な種子』を堅持して それを同時に国防的な外交手段としても使うべきだと  私は想うのであります。10年後には優れた輸出品目になります。
そしてオーランチキトリウムという藻油田もおそらく
放射能を除染する能力を持っているでしょうから大切な輸出品目になるでしょう。
この国の『存在意義を強くする知恵の力』に集中して頂きたい。
我欲を横行させる非道徳的な欲を遣わせる悪知恵は徳にならず、得にもならぬ。
  仁徳ならざるは 而して不利益なり。
武力で国を強くするよりも智慧で強くなり、この国の美しさを護れるようにして戴きたい。
戦後レジームからの脱却よりも『美しい日本』の方が圧倒的に正しい。
それは 五島氏の上記の本を読まれれば 膝を打たれてお分かりになるはず。
  教育政策だって 英語を小学校から学ばせるよりも
  ウェルズが世界基準英語と予見した「プログラミング言語」を
  履修させる方が効率的ではありますまいか? 
  ハッカーが増える?その心配は不要です。
  もっと頭のいい子たちは ハッキング防止プログラムを作りますから。
但し 美しい国に生まれた美しい心を育ませる教育環境を創造しなければなりますまい。
  押しつけではない 感情教育と情操教育を基にした道徳教育を
  できる限り平等に初等教育から賦与する教育システムが 必要であります。
  例えばオランダのような教育改革でしょう。教師任せにしない、親たちも参画していく。そのためのワークシェアリングを企業も国家安泰の為に雇用制度として持つ。
これを形にするには 明治以降断ちきれない縦割り行政という
  「日本の莫迦の壁」を壊さないとできません。
いっそこれを『維新後レジームからの脱却』と命名しておやりくださったら
それこそ名宰相の芳しき業績として後世において尚称賛されるでしょう。
  安倍総理よくぞ 少子高齢化社会を逆手にとって経済成長して
  財政危機を乗り越えた!と。
財務省の利巧すぎる方々は手っ取り早い
消費税増税に財政再建策上の見え方ばかりを主張しすぎていませんか?
金融市場に通貨をジャブジャブ供給するのとタイミングをシンクロさせて
国債信用のための増税までこの少子高齢化の人口構造で両立可能という
論拠が 私には見えない。目的を分散させては勝ち目がない。
今回の参院選でも憲法改正など争点にしていたら ねじれ解消はできなかったはずです。
  とはいうものの 参議院が政党政治の二軍であるようにしか存在していないと
  国民には思えているのならば 後日粛々とそれをこそ戦後レジームからの脱却として改革していだきたい。それも財政再建策の一つになるでしょうから。
  繰り返しになりますが 国防には 海波エネルギー発電ブイを海岸線に巡らせる方が自衛隊に集団的自衛権を国防軍として憲法で認可するより狡猾で有効だと思います。

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