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春の修羅、花と悪夢が [反戦厭戦]

花粉症お見舞い申し上げます。
ようやく とりあえず 確定申告を今日提出し
去年のような誤った眼科医通いをしなかったので
梅の花の香りに春を感じられる今日この頃です。
みなさま なにとぞ お健やかに!
暫くの間 どうにも マスコミの民主党叩きが気になって
カナリア症候群的文章をこのブログに書き連ねましたが
どうも 私には カナリアのように 毒ガスを感知する
感覚があるらしい。
まさに キナ臭い・・・。
以下は 共同通信社の記事です。
自民党憲法改正推進本部は4日の会合で、
徴兵制導入の検討を示唆するなど
保守色を強く打ち出した論点を公表した。
これを基に議論を進め、
憲法改正の手続きを定めた国民投票法が施行される5月までの
成案取りまとめを目指す。
論点では「国民の義務」の項目で、
ドイツなどで憲法に国民の兵役義務が定められていると指摘した上で、
直接的な表現は避けたものの徴兵制復活を思わせる主張を盛り込んだ。
2010年03月04日 17時17分提供元:共同通信

ついに 三菱重工一族の胃病で辞めた総理大臣が憲法改正のために
そそくさと導入した国民投票(オストラシズム)を使って
『徴兵制度』を打つ出そうとしている。
何が「政治とカネ」だ・・・・。
『龍馬伝』はなかなかよくできたドラマだと思うが
岩崎弥太郎が語り手というのがどうも厭だ。
所詮 龍馬・暗殺の御蔭で 海援隊を乗っ取り
政商になりあがりその男が築いた新興財閥が
先の大戦への道のりを切り開いたことは
明らかなことである。
そして戦後も戦車などを他の財閥系重工業会社では
許されなかったのに 日米安保条約改定に貢献した
総理大臣の家系である所以をして 堂々と作り続けている。
現代日本をこういう風に眺めることもできるのですよ。
妄想かもしれないが、この格差社会による日本の閉塞感も 
三菱など旧財閥系が 仕組んでいるものかもしれない。
とはいえ それにしても 民主党も磐石ではない。
ロベスピエールの真似をする脳タリンやらの
所詮腰抜け二丁拳銃クラスのが 安直に
「反・小沢」なんてやっている始末だ。彼らは本当に世間が読めていない!
日教組が 献金した・・・じゃあ創価学会や立正佼成会が
献金するのは 政教分離に反せず
天皇家だけは 政教分離遵守によって宮内庁の御簾の蔭に
追いやられる状態ってのが 本当に天皇家を尊し奉る態度と云えるのだろうか?
検察庁ってのは 政教分離という違憲行為には
どうやら大いに甘いらしい。
かつての特高警察や憲兵とやはり同じ種族なのだろう。
私だって日教組に対してよい感情など一かけらも無いが
共産主義や社会主義に対するシンパシーを
安直に危険思想にするなんざ まっぴら御免だ。
マルクスの唯物史観そのものが唯物論に直結するとは限らない。
寧ろ 唯物論を悪と見做す側にこそ 唯識論とおよそ縁の無い
権力志向へと裏返す悪霊的性格者が多いのだ。
小林多喜二は純情な青年でしかなかった。
自分の弱さを良く知りながらも 不公平な社会をなんとか
もう少し公平な社会にしたいと願っただけの青年だった。
そんな無抵抗で純情な青年に死ぬまで拷問したのが
検察庁と同じ人種である特高や憲兵どもだ。
彼らは共産主義者は悪魔だと洗脳され
まるでモノでも扱うように共産主義者に暴力を振るい続けて
なんの良心に咎めを持たない種族である。
こんな種族こそが 唯物主義者と呼称されるべき存在なのだが
世の中は顛倒している。顛倒している者が多すぎる。

赤心 燃ゆる如し と称した 幕末の一党がある。
その名を赤報隊という。
朝日新聞襲撃の輩も同名を名乗ったのには 呆れた。
彼らは相楽総三たちを尊敬していたとは思えない。
おそらく赤は「共産主義者」で、それに報復する、のつもりで
赤報隊と名乗ったのだろうが・・・・。

赤心 燃ゆる如く 尊皇に報いんと謳った相楽総三とその同志たちは
幕府のお膝元で尊皇攘夷運動をし
薩摩藩が仕組んだ「ええじゃないか」煽動作戦などに貢献したが
彼らに資金提供した薩摩藩の手によって 
無残なスケープゴートにされた。
長谷川伸の『相楽総三とその同志たち』という書物がある。
はっきり言って余りおもしろくない。暗すぎて 救いがない。
しかし 長谷川伸は 紙の碑としてこの売れるはずのない本を
敢て書き残した。正義の為の無駄死について・・・・。
長谷川伸は 先の大戦における無名戦士の死が
無駄ではなかったと書きたかったらしいのだが
寧ろ 西郷をはじめとする薩摩藩の官軍による
権力闘争の醜さばかりが はらわたに濁るように残る。
若い 純情な男たちを 権力闘争のために
遣い棄てる者たちの悪魔的薄汚さ 恐ろしさ・・・。
目を覚ましていないと 我々はいよいよ デマゴーギーと化した
自民党を操る者たち、つまり僭主(暴力と密告による恐怖政治を行う
独裁者、または 独裁体制)を招聘してしまいますぞ!
夏の参議院選挙で 自民党が大勝するようだったら
かなり この国は危ない状態になったと
私は判断しようと思う。体を鍛えないとなりませんな。
自分が書いた小説に60歳徴兵制度をテーマにしたのがあるけれど
冗談じゃなく この少子高齢化した国において
20歳などの若年者でなく 年金世代を徴兵したほうが
「社会正義」になりかねない。しかも徴兵検査は
がん患者や借金の多い方が 甲種合格になったりするかもしれない。
軍隊でアンフェタミン使い放題 マリファナ吸い放題
バイアグラも使い放題 従軍慰安婦求めて進軍進軍てか・・・
健康で有能な方々は 兵役延長!
若者たちも 「あぁぁ早く60歳になりてぇ~」と思う世の中になる。
なんてことを 自民党やらの軍国主義一派は煽動するかもしれない。

春の修羅は 悪夢を 花びらとともに 空中に舞い躍らせている。


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