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東興園の思い出3? [美味礼賛?]

エイシュン・プロフィールには 「ちょんまげ・アルザンス」を
ライスワークにすべく、『いろはにほへどものがたり』を
一緒に造ってみたいなぁと思われる方が ひょっとして
この世に存在するかもしれない、ゆえに
念のため メールアドレスを記載していますが
まぁ フィッシンッグ詐欺師のメールばかりです。
ところが 昨日 はじめて ちゃんとしたメールが 来ました。
残念ながら 上記2アイテムの事柄ではなかったけれど。
東興園に関する テレビ番組制作スタッフの方からの ご質問だった。
どうもトンチンカンな応答しかできなかった気がしている。
真に申し訳ない次第。
僕が通っていた頃の東興園は
喫茶店『ウエスト』の裏手にあたる路地に在り、
既に、二階の座敷は なかった。このブログにも掲載している
「小津と厚田」御両名の2ショット写真が その座敷である。
外観写真を探していらしたけれど 余り外観は特徴がなかった。
店名表示の看板もなかったと記憶している。
藍染の暖簾にも 店名が書いてなかったと記憶しているんだが・・・。
寧ろ店内に入ると小津監督作品『お茶漬けの味』に出てくる
中華料理屋と同じ内装が目に入ってきて 感動したものだ。
戦後の小津作品に登場する中華そばは 東興園の器に入れた
東興園の中華そばだった。撮影所にまで出張して作ったそうだ。
小津考案の「とりそば」は 赤い縁取りのチャーシュウの代わりに
鶏肉が入り、少しとろみをつけて 白菜が鶏肉と炒められて具になっていた。
東興園のシウマイは 小洞天や維新號のシュウマイとは 
一線を画す。ただ肉がたっぷり詰まっているだけじゃあなかった。
なんでこんなに肉がたっぷり詰まっているのに 柔らかいのかなぁ と
いつも不思議だった。勿論ジューシーでした。パサパサしてなかった。
う~ん やはり 僕は 味の素の元・会長の東興園復興計画に
参画しておけば良かったのかもしれない。
監督小津安二郎の仕事を受け継ぐ監督星野秀夫になぞ
なれそうもないものなぁ。せめて小津の愛した
東興園の味を受け継ぐ役割を果たせばよかったと 後悔しておる次第。


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